「アイドマ」という響き、なんとなく聞いたことありませんか?
アイドマとは、従来のお客様の消費行動モデルです。
他にも、近年では色々な消費行動が出てきているのですが、「アイドマ」から派生したものが多いので、まずは基礎となるAIDOMAについてお伝えし、他にも2つご紹介します♡
消費行動モデルを知ることで、今のビジネスの改善点を顧客視点で導けるようになりますので、ぜひご利用ください。
1.AIDMA アイドマ
アイドマは、英語の頭文字をとった言葉です。
Attention 認知
↓
Interest 興味
↓
Desire 欲求
↓
Memory 記憶
↓
Action 行動
A⇨ I⇨ D⇨ M⇨ A
ひとつずつゴールに進むにつれて人数は少なくなっていきます。
流れとしてはまず、広告や友人などから聞いて商品を知る。
そして、「お!へ〜」って興味をもち
(興味が湧かないとここでおわり)
色々商品の特徴や良さを知って
「わー!いいじゃん、コレほしいかも」という欲求が生まれる。
それでもすぐに買わなくて、一度持ち帰ることも多いけれど、その商品のこと忘れられなくて記憶に残り、買おうと決めて「購入」に至る(行動を起こす)という流れです。
アイドマを使ったフレームワーク
多くのお客様の購入までの段階を知ることでフレームワークができます。
Attention 認知
どう認知されてる?
↓
Interest 興味
どこに興味をもってもらえてる?
↓
Desire 欲求
どういう欲求、悩みを解決する?
↓
Memory 記憶
どの点が心に残ってるだろう?
↓
Action 行動
行動する理由はある?
それぞれ、更に「より〜(例:認知)〜するには?」という質問をするといいです。
フレームワークによって
✔︎客観視ができ
✔︎改善点がわかり
✔︎やるべきことがわかります
2.AISAS アイサス
だれでもGoogleやYahooなどで検索ができるようになった。
そしてSNSで簡単に共有できるようになった。
作られた広告だけではなく、実際にどうだったのかも確認できるようになりました。
インターネットによってもたらされた行動から生まれたのが
2.AISAS アイサス です。
Attention 認知
↓
Interest 興味関心
↓
Search 検索(欲求)
↓
Action 行動
↓
Share シェア・共有
「検索」と、「シェア」が入ってきています。
一度心にしまっても忘れられないという時間はもたず、検索して口コミをみて「いい」という裏付け確認ができたら、購入するというSNSがある上での消費行動モデルとなります。
(ほしいという欲求から検索する人もいれば、気になってとりあえず検索して良さそうだから、ほしい!という欲求に変容する人もいます)
3.AIDCAS アイドカス
そして、
「購入してリピートしてもらうことも大切だよね」
「購入して終わりでいいの?」
というところから生まれたのが
3.AIDCAS アイドカス です。
Attention
↓
Interest
↓
Desire
↓
Convince 納得、確信
↓
Action
↓
Satisfaction 満足
お客様に良さを伝えて(更に検索など通して)「納得感」を持って安心して購入。
その後、使ってトータルで「満足」してもらう。その後、満足したものをSNSなどでシェアしていただく、という流れです。
そう、目線や焦点が変わってますよね。ゴールが、「購入」から「満足度」へと変化している消費モデルとなります。
・従来モデルのAIDMA
・インターネットモデルのAISAS
・満足までを設計するモデルAIDCAS
まずは、基本のアイドマのフレームワーク。
そのあと、「シェア」と「お客様満足」の視点を取り入れて、あなたのビジネスケースでの見直しやプランニングに活かしてください。